令和２年５月より、当院にてMRI撮影ができるようになりました。フィリップス社最新MRI撮影装置を導入し、全身のMRI撮影が可能になりました。脳血管障害、心疾患・大血管障害、内臓疾患、末梢血管障害、乳がん早期発見（ドゥウィブス・サーチ)など様々な用途に活用できます。

乳がんは日本人女性のがん罹患者数第1位です。11人に1人が乳がんを発生し、３０代から急増します。それにも関わらず日本の乳がん検診率は４５％程度にとどまっており、先進国の中で最下位です。

一方、乳がん検診先進国のアメリカ（検診率８０％以上）では、「MRIファースト」と言われるくらいに、乳がん検診はMRIで行われています。

日本で乳がん検診が普及しない原因は、乳房を見られる恥ずかしさと検査の痛みにあります。

無痛MRI乳がん検診は、そんな思いから解放された検査法です。無痛MRI乳がん検診（ドゥイブス・サーチ）を開発した東海大学の高原太郎教授と連携して、教授が直接画像の調整にあたっています。当院でも厳しい検査をクリアしています。

ドゥイブス・サーチについての詳細は公式ホームページをご覧下さい。

2022年10月 サンデージャポンで取り上げられました！こちらからYouTubeでご覧いただけます！

• 心臓ペースメーカー
• 除細動装置(AICD)
• 金属製の心臓人工弁
• 人工内耳・人口中耳・聴性脳幹インプラント
• 脳脊髄刺激電極
• 埋め込み式インスリンポンプ

• 磁石式人工肛門
  
• 磁石式義眼
• 磁石箇所が着脱可能な義歯

• 妊娠中、妊娠の可能性がある方
• 入れ墨（タトゥー）がある方

• 最適な撮影時期は月経開始後３週以内（可能であれば２週以内）とされています。時期を確認して予約されることをお勧めします。閉経されている方はいつでも可能です。
• また、MRI検査はトンネル状の狭い場所に入って行う検査です。閉所恐怖症の方や体格が大きい方は、検査中に圧迫感を感じる場合があります。

1. 受付
   無痛MRI乳がん検診を予約してある方は、まず通常の診療窓口にいらしてください。スタッフがMRI撮影待合室へご案内します。
2. 問診を行います。
   記述形式の問診になります。このときに、結果レポートの郵送先等も記入して頂きます。
   
3. 撮影を行います。
   検査衣を着用したまま、寝台にうつぶせに寝て頂きます。このときの対応はすべて女性スタッフのみで行います。検査時間は15分程度です。

検査が終了してから

• 検査結果は 「MRI乳がん検診レポート」として、10日以内に郵送致します。精査が必要な場合は、再度来院していただき提携施設への紹介状と画像のデータが入ったCD-Rをお渡しいたします。