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美容皮膚科(エイジングケア)

〒424-0113 静岡県静岡市清水区原56-12
内科・消化器科・循環器科電話番号:054-366-7207
美容皮膚科電話番号:054-366-7209
ファックス:054-366-7208

クリニック案内

JR清水駅より車で10分
東名清水ICより車で5分

医院名
三上医院
院長
三上 誠
住所
〒424-0113
静岡県静岡市清水区原56-12
診療時間
内科 消化器内科 循環器内科
8:30 - 12:00、
15:30 - 17:30 
第3水曜・日曜・祝日休診
(11:30~2F院長は内視鏡検査)

美容皮膚科(エイジングケア)
11:00~20:00
第3水曜・日曜・祝日休診

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認知症・脳血管疾患

認知症とは

認知症は、特定の疾患を指す病名ではなく、認知機能が低下した状態を指します。

ひとことで「認知症」といっても、原因となる疾患や症状はさまざまです。

アルツハイマー型認知症

最も頻度が高い認知症です。初期の段階では、

  • 少し前の出来事を忘れてしまう
  • 時間や場所の感覚がわかりにくくなる

などがよくおこります。人によっては、記憶力の低下よりも、

  • 何となくボーっとしているように見える注意力の低下
  • 意欲の低下
  • 落ち込みがちになる

といったことが目立つこともあります。

レビー小体型認知症

よくおこる症状に、次のようなものがあります。

  • 幻覚。中でも幻視
  • 錐体外路症状(歩行障害、手のふるえなど)
  • 意識の清明さが変動する(日によって症状の強さが変化する)

しばしばおこる症状には

  • 自律神経の機能低下
  • うつ

などがあります。記憶力の低下は、さほど目立たないこともあります。

ある種の薬に敏感である、という特徴もあります。

血管性認知症

脳の血管が詰まる脳梗塞、脳の血管が壊れる、くも膜下出血などの脳出血などの、明らかな脳血管障害が起きたあと、認知機能が低下した場合、血管性認知症といいます。

脳血管障害が起こると、

  • 注意力の低下
  • 意欲の低下
  • うつ

を伴うことがあります。これらは治療が難しいことも多く、血管性認知症に移行する場合もあります。

前頭側頭型認知症

前頭葉は、脳全体から集まった情報を処理したり、さまざまな高い次元の機能を担う、といった働きをしていると考えられています。

前頭側頭型認知症は、この前頭葉が主に萎縮します。前頭葉の中でも、機能が損なわれた場所によって、

言語、行動、感情表現、気分、考え方、社会との関わり方など、多方面にわたって変化がおこります。

特徴的な変化としては、たとえば、

  • 新しいことを習得できなくなってしまう
  • ちょっとしたことで集中できなくなってしまう
  • 自分から進んで行動することが難しくなり
  • 何もしないまま時間が過ぎてしまう
  • 社会生活のルールが分からなくなったような行動をしてしまう

といったことが、おきることがあります。前頭側頭型認知症は、50歳代などの比較的若い人に多いのも特徴です。

内分泌・代謝系が関与するもの

  • 胃を切除した人に起こりやすいビタミンB12欠乏症、
  • アルコール依存症の人に起こりやすいビタミンB1欠乏症、
  • 甲状腺機能低下症

などによって認知症のような症状が出ることがあります。

頭部外傷などによるもの

慢性硬膜下血腫、特発性正常圧水頭症、脳腫瘍、頭部外傷などが原因となって認知症のような症状が出ることがあります。

適切に脳の手術をすることで、病状が改善する場合があります。

脳血管疾患

脳血管疾患は、脳の血管のつまりや出血などによって、脳細胞が障害を受ける病気のことです。脳血管疾患には、大きく分けて、動脈硬化が進んで脳の血管が詰まる「脳梗塞」と、脳の動脈が破れて出血する「脳出血」があります。

脳梗塞

脳梗塞には、

  • 脳の比較的太い動脈がアテローム(コレステロールのかたまり)によって肥厚し、動脈の内腔が狭くなって起こる「アテローム性脳梗塞」、
  • 脳の深いところにある細い血管(穿通枝動脈)が、動脈硬化などによってつまって起こる「ラクナ梗塞」、
  • 心筋梗塞や心房細動などにより、心臓でできた血栓が脳動脈を閉塞する「心原性脳梗塞」などがあります。

脳出血

脳出血には、

  • 脳実質(大脳・小脳・脳幹)内に起こる出血と、脳実質外に起こる出血があります。脳実質内に起こる出血は「脳内出血」といわれています。
  • 脳実質外に起こる出血では、「くも膜下出血」が代表的です。。

認知症・脳血管疾患とも、必要な患者さんには頭部CT、頭部~頸部MRI,頸動脈エコーなどの検査を行い、急性期の治療が必要と判断した患者さんに対しては速やかに専門施設へご紹介させていただきます。

お薬による治療が必要と判断した場合にはお薬を処方いたします。